2019 秋リーグ 最終戦 VS 東海学園大学
名古屋大学21-31東学 (前半11-14 後半10-17)
前日までの結果勝ち負けに関わらず3位が確定した中で迎えた最終戦。東学対策として3-3DFの崩し方を練習してきたが、いざ本番を迎えると相手は一線ぎみの2-4DFを敷いてきた。このDFに対しはじめのうちはなんとかシュートまでもっていけていたがなかなかそのシュートは決まらない。また相手の高い2枚目に時折パスカットされそのまま速攻で点を決められ差をつけられる。前半はこのような状態が続き、流れを掴めないまま11-14で折り返した。
後半に入ってからは名大のミスから東学が確実に決める形が多く追い上げのムードとは程遠く感じた。攻撃面では前半から大きな変化が見られなかった。点差は離される一方でその差は最大10点まで広げられた。最後までなす術なくやられ21-31で敗れた。
今回の敗因はまずミスの多さ。これは2戦目の愛大名戦の時と同じで特にシュートミスが続くとどうしても流れが悪くなり相手をノらせてしまう。
それよりも今回は単純に個の力もチームとしての力も相手が上回っていたように思えた。シュート率で見ても名大が50%ほどなのに対し東学は90%近く決めている。これは単にシュート力の問題ではなく、シュートに持っていくまでの流れのうまさが関係していた。名大の攻めには明確なビジョンが見えないが東学の攻めはパスランにしろフォーメーションにしろどこを狙っているのかを選手全員が理解しているようであった。次の練習からは新チームとしてまたスタートするがそういう一つ一つのプレイの意味をしっかりと理解することがチーム力の向上のために必要であると感じた。
前中7 矢野4 近藤3 小林3 中野1 岡野1 角1 扇沢1